大学生のADHD
以下のような症状でお悩みの方はご相談ください。
- ■レポートや課題の提出が間に合わない
- ■人よりも単位を落としている
- ■留年しそう
- ■留年した
- ■卒論が間に合わない
- ■じっとして授業が受けられない
- ■履修登録がうまくできない
- ■アルバイトを始めたがミスが多い
- ■アルバイトのシフトをすっぽかす
- ■アルバイトを突然辞める
大学生のADHD
高校までと比べてあまり出席についてうるさく言われなくなり遅刻が多くなります。一方で「5回欠席したら単位は取れない」というような授業も多く、気づけば単位を落とすということが起きます。
また期限の決まっている課題になかなか取り掛かることが出来ない、取り掛かっても最後まで仕上げられない、結果期限に間に合わず単位を落とす、といったこともよくあります。
人間関係もサークルや部活、アルバイトと幅が広がります。ついついスケジュールを詰め込みすぎてダブルブッキングになることが出てきたり、夜更かしすることで昼夜逆転となり朝の授業に行けないことが出てきます。またダブルブッキングからドタキャンを繰り返し、悪気はないのに時間にルーズだと思われるようになり人間関係がこじれることもあります。
大学生活を機に一人暮らしを始める人も多いと思います。それまでは家族がそれとなく手助けしてくれていたことがなくなるため、家を出る時に財布や鍵、携帯電話を持って行き忘れて取りに帰ることが増えることがあります。
部屋の片付けが出来ず、徐々にゴミが溜まりゴミ屋敷のようになることもあります。このような環境では落ち着いて暮らすことが出来ず、より昼夜逆転がひどくなったり、朝起きれなくなり授業に参加できなくなる・・・気づけば留年しているといったケースも珍しくありません。
最悪の場合、大学生活を続けることが出来ず中退するケースもあります。
このような人が全てADHDというわけではありませんが、注意しているのに遅刻がなくならない、課題が間に合わない、集中できない、スケジュール管理ができない、ダブルブッキングが多発する、単位を落とす、留年してしまったなど当てはまることが多い場合は一度受診を検討して良いかもしれません。
早めに診断がつき適切な環境調整や治療が行われることで生活を立て直し、無事に大学を卒業できた、というケースも数多くあります。